2018年9月30日日曜日

牌譜検討9/30

http://tenhou.net/0/?log=2018093014gm-00a9-0000-ac85349c&tw=1


打4pリーチ。
三面張だし河が固くてリーチしても出和了りがまあまあ期待できそう。
ハネマン以上を目指してリーチ。


中スルー。
鳴くと愚形安手安牌なしになるのでスルーした。


打1m。
36mツモなら打7zでタンヤオに変化。


6sを45sでチーして打5m。
チンイツを目指した。


下家1zポン打6zとしたところ。

ラス目の親にこれ以上鳴かせたくないが、ここから打1sとして絞っても次に切る牌がなく、自分の和了目もなくなるので、とりあえず打6pとしたら鳴かれた。

6p38m全て切っていくのは厳しいので、もう打1sで良さそう。


7zポン8s、7pポン9p

親がドラ7pポンしたところ。

とりあえず123三色を目指して3sチー打6pとした。


打7m。

親はまだテンパってないと思うので、7m先切りしつつマンズの混一かもしれない下家に鳴かせに行く。


1mチー打7m。微妙。

2p2枚切れで、2000点の和了れなそうな1シャンテンなので、もう7m切らずにオリた方が良さそう。


3pチー打7s。

ターツオーバーの2シャンテンから1シャンテンにする鳴き。

9巡目なのでもう鳴かないと間に合わないという判断。


3pポン打8mとした。

安全牌の4zトイツはあるが、鳴いて愚形安手の2シャンテンで、鳴いた方が和了に近づいているかも微妙。

スルーが良さそう。


下家7sチー8s、対門6sチー5s。

ポンテンの5sをスルー。

この点数状況でラス目の仕掛けは安手でないことの方が多そう。

48pを切るに見合わないと判断してオリ。


あまりリーチしたくない状況。

ターツが足りていないが、役牌3種で1ブロックと見て打2p。


オーラス。対門が親。

現在2着目でトップの可能性はほぼない。

下家に5200放銃か、12000放銃でラス。

自分の和了の価値は小さく、とにかく放銃したくない状況なので、安全牌を多く持ってかなり守備的に打つ。

打1p。


下家はまだテンパイしてなさそうなので、打6mで鳴かせにいった。

しかし、親の45p手出しを見てもうオリか。

次巡親のツモ切りリーチが来た。


オーラス1本場。

安牌の4zを抱えたかったので、打9m。

234三色かピンフを目指す。


打4zダマ。

下家5pチー打6p。

下家に3900打つとラス、リー棒出すと2000点放銃でもラスになるのでリーチはできない。

危険牌を引いたらオリ。


8pはあまり当たらなそうだが、打9sでオリ。

ベタオリ何切る

画像はtwitterより


ドラ9s
降りるべき状況で何を切るか。
打牌候補は1m、3p、5s

ネマタさんに質問したところ、以下の回答を貰った。

打5s 「序盤の外側は通りやすい」の理屈に近いですね。今回のようにリーチ1巡前に切られた牌でも、ターツの一部である可能性が低いと判断できる場合は通常無スジより通りやすいと言えそうです。

5s

346sから3sを切らないので、カン5sはない。
355899s+ターツ+メンツならドラ対子固定で8sから切るので、シャボもない。
よって5sは愚形では当たらない。

334788s22pのような1シャンテンなら、8sがドラ表示牌で1枚少ないことと、ドラ受け固定で8sから切るはず。

5sが当たるのは、334899s22pや、3348999s1123pの形から打3sとして、入り目が25sでなかった場合に限定される。

1m

1mは場に2枚見えていて、地獄単騎かリャンメンでしか当たらない。
2mを2枚持っていることもあり、単純に当たるパターン数は一番少ない。

3p

親は4巡目に6pを切っている。
序盤に246pのリャンカンをカンチャン固定することは少ないので、カン3pはなさそうだが、ペンチャン、シャボで当たる可能性は否定されない。

まとめ

5s->1m->3pの順番で切る。

9sドラの場合、3s->8sの切り順でのリーチに対しては、25sは当たりにくい。

2018年9月26日水曜日

牌譜検討9/26

牌譜http://tenhou.net/0/?log=2018092613gm-00a9-0000-9eda196f&tw=1


打7zとした。

0メンツ役なしの手牌。
役牌重なり、索子の一通を見て打8pか。


リーチの現物6mで1300放銃。

対門が5s押しているのを見ていなかった。
5s押しているのを見ていたとして、打4zとした方がいいのか?


1zポン9p、9sポン5p、5pチー3p、5zポン7p

5pを46pでチーして打3pなので、鳴く前の形は34566p、34667p、23346p(くっつき1シャンテン)などが考えられる。

34667pなら8p2枚切れなので67pでチー打6pとしそう。

くっつき1シャンテンなら6pより5mを残していそう。

食い伸ばしの47pは危険なので多分切らない方がいいだろう。


上家の1pをスルー。

選択肢は、1pスルー、1pポン2s(3s)、1pポン6m

中盤にトイトイの2シャンテンには戻したくない。

1pポン2sは1500のバック1シャンテンで、安手確定。

ならばチートイツやイーペーコーの可能性が残る方がいいと思った。


リーチの現物1pで1300放銃。

下家がリーチ一発目に7pを押しているのは見ていたが、1シャンテン維持で1p切ってしまった。
67pのリャンメンターツ落としで、結構テンパイしていそう。

安かったからよかったが、高打点の可能性も否定できないので、1シャンテンは維持できなくなるが、今通った0sの筋で打2sがよかった。


456三色のテンパイになる5mをスルー。

1000点確定のテンパイは取らずにまだトップの可能性を見る。


2枚目の5mはチー。

麻雀順位予想計算機でこの点数状況での開局時点の順位率を求め、自分のpt期待値を計算すると+47.655で、+45より少し高い程度。

対門は3確の和了はしなそうなので、この状況で自分のpt期待値はもっと低くなるだろう。

上家から6pが出た場合は2確した方が良さそう。


上家からリーチが来ておりたいが、安牌がない。

シャボがなく2枚切れる2pを切るしかない。


南1局の点数状況。

下家からリーチが来た場合、ツモか東家の放銃なら自分は2着終了だが、放銃すれば3着目になるので、ノーテンならオリ。

対門からリーチが来た場合、ツモか東家の放銃なら自分は3着終了になってしまうので、それより自分が放銃した方がまだまし。

よって自分が2シャンテンでもゼンツすることになる。


結果的には、リーチ後に東家に12000の放銃になったが、リーチでいいだろう。


テンパイ。

打9sで7m36sのくっつき1シャンテンに戻す手もあるが、片方ドラとはいえ端牌のシャボで悪くない待ちなので、リーチが勝ると思う。


9mポン8m

ドラの3z手出し->1z手出しが不自然だが、マンズの混一に見えなくもない。

打3mとしたが実質2シャンテンの手牌では微妙か。打2s?


1pツモ(チー)なら5z単騎の方がいいので打7mか。


下家は6mポン3m

8mは2軒に通っている。

鳳凰卓和了率等シミュレータで計算すると、押し+42.4575、オリ+31.0725
(5mは片無筋、ドラ6枚見えているので「安い場」として計算)

実戦では打4mでオリたが、34mWワンチャンスでダブロンはほぼ無く、0s以外のドラは全て見えていて、放銃しても3着落ちしないケースもあるということで、押しか。


対門は4zポン2p、2zポン5z、1mポン7p

5zを切った時はション牌だったので、混一テンパイではなさそう?

いずれにしろオリていても親に和了られたら3着落ちするので7zポン打0m。


親は1mポン7p->0p手出しで、0p単騎からの待ち変えか。

南家の条件は、倍満ツモ、親から12000出和了り、北家から7700出和了り。

自分からは12000も和了れないはずなので押すが、4mが親に当たることを恐れて今通った打9m。

万が一ダブロンでラスということもあるが、4m押しか?

よくわからない。

2018年9月24日月曜日

牌譜検討9/24

牌譜:http://tenhou.net/3/?log=2018092415gm-00a9-0000-b618718d&tw=2


上家のリーチ一発目、現物なし。
2mが一番当たりにくいはず。
3巡目に3mを切っているので愚形で当たることは多分ない。
334mから3mを先切りしている場合のみ当たる。
4sがドラなので、334sから3sを先切りしている可能性の方が少し高い。


上家が7sを切ったところ。
56sでチーすればタンヤオ赤赤の2シャンテンになるが、スルーした。
4m5p8sは鳴くが、食い伸ばしからは鳴きにくかった。
345三色、2s0sツモでマンガンになるので、鳴いた方がいいかも。


上家が2sを切ったところ。
2sはドラでマンガン確定になるので鳴きか。
実戦では2sがドラだと忘れていたのでスルーした。


対門のリーチ一発目、69mは残り4枚、4pは両無筋。
打4pリーチした。
鳳凰卓和了率等シミュレータによると、リーチのpt期待値は-7.15、ダマは-6.66
(三色の高め安めの設定方法がわからなかったので、平和のみとして計算)

数字は微差だがダマの方がいいのだろうか?


これも現張り。
実戦では打7mリーチした。

鳳凰卓和了率等シミュレータで計算すると、リーチのpt期待値は12.168、ダマは6.849
(ダマの場合は、放銃率15%の牌でオリ移行)

リーチ優位そうだ。


7sで親に12000放銃。
対門は3sチー8s、2mポン1m、7mチー6p
8pは鳴かれていないので、47pツモは打4zとしようと思っていた。


上家3zポン1m

上家が切った7pをチー打4mとした。
ピンズは468pのリャンカンで7pは必須ではなく、鳴くと1000点なので鳴かない方が良かった。


西家は親のリーチ一発目に通っていない2mを押している。
親リーチに通っている筋は7筋。
7pは上家には通っている牌だが、打7sでおりた。


3zポンしたところ。

役ホンイツは5200、役ドラ1は2600。
0pツモなら染めなくても5200、中重なるなら染めるかもしれない。

保留の打1p。


和了られたくないラス目の親リーチ。

直前に打たれた2zはスルーしたが、形式テンパイ目指して4mチー打2zとした。

形式テンパイの2シャンテンで、2pは通らない限り切れないので微妙か。


打9mリーチ。

鳳凰卓和了率等シミュレータで計算すると、リーチのpt期待値は-24.6915、ダマは-27.675

北家がリーチしても当然押す手で、5800->11600の打点上昇が大きいのでリーチでいいだろう。


2zポン8s、4mポン9s

2600以上打つとラスになるので、7mを一旦止めて打9pとしたが、対門は西家北家にハネマン打っても着順が下がらない状況で、最大限にトップを目指して打つはず。

対門の条件はハネマンツモか東家からハネマン直撃なので、西家北家から当たり牌が出ても見逃すだろう。

西家がテンパイ、自分がノーテンならラスなので、打7m。


形式テンパイ目指して2sチー


4sポン打7s。

上家に対する邪魔ポン。

2018年9月21日金曜日

リャンメントイツをトイツ固定してからポンした場合

ケース1

画像はtwitterより


6zポン打6m
4mチー打4p
3pポン打8s

334pから4pを切ってトイツ固定したあとで、3pをポンしている。

なぜか。

リャンメントイツをトイツ固定する場合

リャンメントイツをトイツ固定してからトイツをポンした場合、強引なトイトイ狙いなどでなければ、2つのパターンが考えられる

1.リャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテンだった

2.テンパイだった

今回の場合は、4pを切った時にそれぞれ下のような牌姿が考えられる。

1.リャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテン
33478p778s

2.テンパイ
334p34568s
334p45668s
334p44468s
334p89s444z
334p78888s

今回は手出しで67mのリャンメンターツを落としているので、愚形残りだったとは考えにくい。

よって打4pの時に愚形テンパイだったパターンは否定される。

8s4枚使いの334p78888sもレアケースなので多分ない。

よって4pを切ったときには、1シャンテンで、3pポンで7s雀頭のリャンメンテンパイになったと考えられる。

(6sや9sが雀頭だとすると、33478p899sの1シャンテンから4pを切ったことになり不自然)

ここでも67mのリャンメンを落としているので愚形テンパイは否定される。

残りのリャンメンは、対門の切った8pが鳴かれていないことから、25sか69pに絞られる。

ドラ表示牌で1枚少ない25s受けと58m受けの比較なら58m受けを残しそうなので、ほぼ69p待ちとわかる。

よって打9pで差込にいく。

ケース2


1zポン打3s
7pチー打1s
5mポン打7s

これも056mの6mを先に切ってから5mポンしている。

6mツモ切りの時点でソーズ待ちのテンパイだったと仮定すると、次の形が考えられる。

05m67789s
05m67777s
05m77778s

05m67789sからの待ち変えはわざわざしなさそう。
7s4枚使いの形はレアケース。

よって、6mツモ切りの時点ではリャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテンだったと考えられる。

13sのカンチャンを3sから切っているので、多分良形残りだろう。

そうすると6sか8s雀頭でピンズのリャンメン待ちが濃厚だが、25p、36p、58p、69p待ちは全て否定される。

仮に25p待ちだとすると、1zをポンする前の形が
05m13667s3456p11z
になり、ここから1zポン打3sとしたことになる。

2sが枯れていないなら、3pを切って1シャンテンに受けるはず。

同様に考えて36p、58p、69pも否定される。

よって上家の待ちはほぼ14p。
そうでなければ47pかカン2p。

字牌は当たらない

(今回は自分がドラ7zを切っているが、切っていなくても)
上家がドラ7zを持っていることは否定される。
056m667s77z
056m677s77z
056m779s77z
などの形なら6mをツモ切りしてトイツ固定することはないからだ。

ケース3


1mポン打5z
3zポン打8m
7mポン打4m

上家は778mから8mを切ってトイツ固定した後で、7mポン打4mとしている。

上家はマンズの混一

3zは役牌ではなく、4p5sから切り出しているので、上家はトイトイではなくマンズの混一だろう。

マンズが余っていて、字牌は全て枯れているので上家の手牌は全てマンズだと考えられる。

すると、8mを切った時に1シャンテンだった形はどう考えてもないことがわかる。

22455778mから無理にトイトイ狙いで打8mとした形も、2mをポンしていないので否定される。

よって8mを切った時点で7m雀頭のテンパイで、7mポンで待ち変え。

8mを切った時の形は
22344778m
33455778m
のいずれか。

2mが通ったので、カン4mから35mシャボへの待ち変えだったとわかる。

まとめ

リャンメントイツをトイツ固定してからトイツをポンしている場合、

・リャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテンだったか、愚形テンパイからの待ち変え

・最終手出しのまたぎのリャンメン待ちはない。

・シャボはない。字牌は当たらない。