2018年9月21日金曜日

リャンメントイツをトイツ固定してからポンした場合

ケース1

画像はtwitterより


6zポン打6m
4mチー打4p
3pポン打8s

334pから4pを切ってトイツ固定したあとで、3pをポンしている。

なぜか。

リャンメントイツをトイツ固定する場合

リャンメントイツをトイツ固定してからトイツをポンした場合、強引なトイトイ狙いなどでなければ、2つのパターンが考えられる

1.リャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテンだった

2.テンパイだった

今回の場合は、4pを切った時にそれぞれ下のような牌姿が考えられる。

1.リャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテン
33478p778s

2.テンパイ
334p34568s
334p45668s
334p44468s
334p89s444z
334p78888s

今回は手出しで67mのリャンメンターツを落としているので、愚形残りだったとは考えにくい。

よって打4pの時に愚形テンパイだったパターンは否定される。

8s4枚使いの334p78888sもレアケースなので多分ない。

よって4pを切ったときには、1シャンテンで、3pポンで7s雀頭のリャンメンテンパイになったと考えられる。

(6sや9sが雀頭だとすると、33478p899sの1シャンテンから4pを切ったことになり不自然)

ここでも67mのリャンメンを落としているので愚形テンパイは否定される。

残りのリャンメンは、対門の切った8pが鳴かれていないことから、25sか69pに絞られる。

ドラ表示牌で1枚少ない25s受けと58m受けの比較なら58m受けを残しそうなので、ほぼ69p待ちとわかる。

よって打9pで差込にいく。

ケース2


1zポン打3s
7pチー打1s
5mポン打7s

これも056mの6mを先に切ってから5mポンしている。

6mツモ切りの時点でソーズ待ちのテンパイだったと仮定すると、次の形が考えられる。

05m67789s
05m67777s
05m77778s

05m67789sからの待ち変えはわざわざしなさそう。
7s4枚使いの形はレアケース。

よって、6mツモ切りの時点ではリャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテンだったと考えられる。

13sのカンチャンを3sから切っているので、多分良形残りだろう。

そうすると6sか8s雀頭でピンズのリャンメン待ちが濃厚だが、25p、36p、58p、69p待ちは全て否定される。

仮に25p待ちだとすると、1zをポンする前の形が
05m13667s3456p11z
になり、ここから1zポン打3sとしたことになる。

2sが枯れていないなら、3pを切って1シャンテンに受けるはず。

同様に考えて36p、58p、69pも否定される。

よって上家の待ちはほぼ14p。
そうでなければ47pかカン2p。

字牌は当たらない

(今回は自分がドラ7zを切っているが、切っていなくても)
上家がドラ7zを持っていることは否定される。
056m667s77z
056m677s77z
056m779s77z
などの形なら6mをツモ切りしてトイツ固定することはないからだ。

ケース3


1mポン打5z
3zポン打8m
7mポン打4m

上家は778mから8mを切ってトイツ固定した後で、7mポン打4mとしている。

上家はマンズの混一

3zは役牌ではなく、4p5sから切り出しているので、上家はトイトイではなくマンズの混一だろう。

マンズが余っていて、字牌は全て枯れているので上家の手牌は全てマンズだと考えられる。

すると、8mを切った時に1シャンテンだった形はどう考えてもないことがわかる。

22455778mから無理にトイトイ狙いで打8mとした形も、2mをポンしていないので否定される。

よって8mを切った時点で7m雀頭のテンパイで、7mポンで待ち変え。

8mを切った時の形は
22344778m
33455778m
のいずれか。

2mが通ったので、カン4mから35mシャボへの待ち変えだったとわかる。

まとめ

リャンメントイツをトイツ固定してからトイツをポンしている場合、

・リャンメントイツ+リャンメントイツ+リャンメンの1シャンテンだったか、愚形テンパイからの待ち変え

・最終手出しのまたぎのリャンメン待ちはない。

・シャボはない。字牌は当たらない。

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